コンシーラーはシミを隠すだけのものではありません。思いがけず出来てしまった目立つあざをしっかりカバーして、周囲に気付かれないように過ごす事だってできます。あざ隠しに向いているコンシーラーの種類や注目商品、上手な隠し方をこっそりお教えします。
体を強くぶつけて内出血が起きると、お肌に赤あざ・青あざができてしまいます。顔に出来たものは普段のメイクアイテムでは隠し切れない、包帯や眼帯などは大げさすぎるし、かといって露出していくのはちょっと…。そんな時は、強力コンシーラーを使ってあざをまるごとカバーしてしまいましょう!
そもそも顔にあざが出来ることがあるのか?という問題ですが…先天性の病気がある、後天性の病気になった、という病気が問題になるケース。日常的に彼氏・旦那のDVを受けている。その他暴力事件などに巻き込まれた。事件性のないものでは、余所見をしていて思いっきり顔を壁や電柱にぶつけた。意外に多いのが、酔っ払って記憶をなくしたら勝手にあざができていた…というケースです(笑)。そんな時に使えるコンシーラーを見てみましょう。
3種類のおすすめ商品をご紹介します。あなたの肌に合ったコンシーラーを見つけましょう。
画像参照元:株式会社EXIA HP(http://www.jhuc.jp/)
EXIAのウルトラカバーコンシーラーWPは、ウォータープルーフ仕様のコンシーラーです。
あざのカバーだけではなく、たるみを目立たなくさせる、エイジングケアにも使えることから幅広い人に支持されているコンシーラーです。
インコスメティック「Best Ingredient Award 2012」で金賞を受賞した美容成分、プロジェリンを配合しているため、傷ついた皮膚のタンパク質もしっかりとケアできる優れものです。
その他の主なおすすめポイントは次の通りです。
プールで水に触れる日も、気温が高く汗をかく日も安心して使えるウォータープルーフ仕様です。長時間のプール撮影でも耐えられるように、と処方されたそのパワーは使って納得。動いてもヨレにくく、水や汗で落ちにくいという特性があります。
微粒子酸化チタンを多く配合しているため、ハイビジョン対応のカバー力を誇ります。気になる傷跡や火傷の跡もしっかりとカバーしてくれます。
コンシーラーを使う際によくありがちな「いかにも塗っています」という不自然感をなくすために、高粘性シリコーンが配合されています。つけ心地はテカリを抑えたさらりとした質感。仕上がりも自然です。
傷跡を初め、様々な肌悩みの色味を自然に隠し、なかったことに出来る強力コンシーラー。国産品で成分も厳選されているので、傷が治りかけている皮膚に余計な刺激を与えません。
お安いとは言えませんが、タトゥーをばっちり隠せるカバー力が気に入っています。少しの量でも、広範囲に塗れますよ。温泉やプールで使っても、タトゥーがバレません!私は以前にナチュラルオークルを試しましたが、やや肌より暗かったので、2回目はワントーン明るいライトベージュに変えました。日本人の肌に1番なじむのは、ライトベージュだと思います。(20代)
見た目以上にコスパが良いコンシーラーです。最初は「値段の割にこれだけしか入ってないの!?」とビックリしましたが、使ってみると少量でもスルスル伸びます。コインサイズのタトゥーを隠すには、ご飯粒ほどの量でOK!肌への密着力が高くて、服にこすれてもくっつきません。耐久性が高いので、思い切って買ってみて良かったな~って思ってます。(不明)
火傷の跡を隠すために使っています。私の傷は腕の広範囲にあるので、消費量がハンパじゃありません!もっと手軽に買えるアイテムだといいですね(笑)。広い範囲に塗る場合はコツが必要です。ちょっとずつ塗るとすぐに乾いて伸びなくなるので、最初からたくさん手に取って一瞬でバッと腕に伸ばしています。ムラなく、きれいに塗れますよ。(不明)
これまで、腕のタトゥーを隠すためにカバー力の高いアイテムを色々と買い漁ってきました。その中で断トツにカバー力が高いのがコレ!友達とスーパー銭湯へ行く時にこのコンシーラーを使いましたが、自然な肌色になって誰にもバレませんでした。擦れても落ちないところも最高!ただ結構良いお値段なので、大事に使っています。もう少し安くなりませんかね(笑)。(不明)
大きいアザやシミを隠すために使っています。予想以上のカバー力に驚くばかり。これまではシミやアザが気になって人前で肌を見せることを躊躇うことが少なくありませんでした。でもこのコンシーラーと出会ってからは、安心してレジャーを楽しめます!値段がもう少し安ければ、減りを気にせずバンバン使えるのですが…。お気に入りのアイテムとして、これからも大切に使います。(不明)
画像参照元:マーシュフィールド HP(http://www.marsh-field.jp/)
血管腫、母斑、白斑などの肌トラブルを抱える方向けファンデーションを開発するメーカー発のボディ用クリーム。特殊な技術ナシ、手で伸ばすだけで大きなあざもサッと消せます。内容量も多く、コスパも高い一品です。
傷跡などを隠すコンシーラーとして販売されているので、カバー力はとてもあります。クリーム状で伸びやすく柔らかい質感です。ベタつきがないですし、水と汗にも強いため夏場でも安心して使えるのがうれしいです。私の場合はあざではなくひざの赤みを消すために使いたいと思っています。(40代)
ファンデだけでは隠し切れないものもあり、また服にこすれて落ちてしまうのが気になっていたので、隠せないけど仕方がないとあきらめていました。でも、こちらは汗・水・皮脂に強いということで、こすれにも強いと聞きました。雰囲気はリキッドファンデのようで軽めで塗りやすいです。伸びがいいので使いやすいですね。肌にもさっとなじみます。それでいてベタベタしないし、乾くのが早いからメイクもすぐできます。気になっていた部分を隠すことができ大満足。でも塗っています感はないので、ナチュラルな仕上がりになってうれしいです。(30代)
あざややけどの跡などもカバーしてくれます。しかも自然、だけど汗や水、皮脂にも強いです。服がこすれてついてしまうことも防げるし、クリームタイプでしっかりとしたカバーファンデーションだと思います。水に強いから、プールやお風呂でも大丈夫でした。子供でも使えるほどに肌には優しい、というのがこのカバー力で実現するなんてすごいと思います。隠したいところが隠れなくてプールに入れない…なんて時でも、もってこいのファンデーションです。(30代)
ファンデーションを付けたばかりのときは、塗っているという感じがわかってしまうかなと思いましたがスポンジでつけるようにしたら目立ちませんし、厚塗り感がなくなりました。重ね塗りもOKです。(40代)
皮膚科医が開発しているという点が信頼できます。子供のころ隠したいところにファンデーションを塗って、よれてしまった経験があります。こちらのファンではカバー力も高く、よれないから服にもつかなかったです。子供にも使えるのだとか。特に夏は隠したいなと思うところはたくさんあるので、活躍してくれそうです。(40代)
画像参照元:資生堂 HP(http://www.shiseido.co.jp/wp/index.html)
あざ、シミ、傷など通常のメイクでは消せない悩みを隠すために作られたコンシーラー的なファンデーション。プチプラながらカバー力はなかなか高いため愛用者が多く、@cosmeのコンシーラーランキングでも上位常連です。
カバー力がとても強いです。小さなほくろも隠れてしまうほど。気になるところがいろいろあると全体に塗っていることもあるほどです。その上からパウダーをしてよれないようにと工夫しながら使っています。(30代)
乾燥して敏感になりやすい肌の持ち主です。悩みをちゃんと隠してくれるところがちゃんと気に入っています。減りも少ないため、コスパもいいと思います。ただつけすぎると白く浮いてしまうことがあるので、塗るのには少しコツがいりますが、テクスチャーが固めなので使いやすいです。(30代)
私の中では神コンシーラーと呼べるほどのアイテムです。カバー力はよく、コストパフォーマンスも抜群、しかもよれない…という優れものですね。少ししか塗っていないのにカバーしてくれます。ハードタイプのものを使っていて、ちょっと重めのテクスチャーではありますがヨレがないので助かっています。(20代)
こちらのコスパには驚かされます。少し柔らかめがいいけど、だからといって柔らかすぎるのはいやだし、よれてもすぐに使えるようなものを探していたところで出会ったのがこちら。カバー力が高いし、悩みもちゃんと隠してくれるので気に入っています。1回買えばしばらくは持つので、いいものに出会えてよかったです。(30代)
指に少しだけつけて肌に伸ばしていくだけで、隠したいものが隠れます。以前使っていたコンシーラーではなかなか消えずに悩んでいたので、ずっとあきらめていました。でもこのコンシーラーならちゃんと消してくれます。しかも仕上がりがとてもキレイです。肌がキレイと周りの人に言われることも増えました。(20代)
あざ隠しにはコンシーラーが定番ですが、それ以外にもあざを隠す方法はあります。
コンシーラーは肌色をあざの上に塗って隠すといった方法ですよね。チークの場合は隠すというよりもごまかすというような隠し方になります。頬の付近に赤っぽいあざができているときに限り、使うことができる方法です。また、あまり色が濃いあざもごまかしきれないので、比較的薄めのあざに使いましょう。チークがあると、ちょっとあざが見えていても、周りからはあまり気になりません。
あざは隠さず、周りにチークを使うことで自然となじんで目立たなくなる…これがチークでの隠し方です。隠すとなるとコンシーラーで濃く塗らなくてはいけないけど、肌への負担が心配…厚塗りは嫌い…落ちてきたらどうしよう…といった悩みがある人にはおすすめです。
コンシーラーは塗って隠すのですが、シールをあざの上に貼ってしまえば、一気に隠すことができます。あざだけではなくタトゥーや傷を隠すときにも用いられており、シールなので貼るだけでとても簡単です。もちろん周囲の肌となじむようにファンデーションは必要になります。コンシーラーは隠すための技術が必要なのに比べ、シールなら貼るだけなので技術は必要ありません。
隠し方とは言えないかもしれませんが、常に隠し続けるのは大変…と感じている人も多いはず。それほど酷くないあざで、一時的にできているだけであれば、隠すのではなく治すことに力を入れてみてはどうでしょうか。青あざなどは血行を良くしてあげることで修復力が高まり、早く改善する可能性があります。
また、一時的なものではないあざやタトゥーだった場合は、病院で治療を受けることもできます。レーザーなどで治療したり、皮膚を移植したりするなどさまざまな方法があるので、根本的に改善していきたい、というときには隠すよりも治す方法を中心に考えたいですね。
あざは顔にあると目立ちやすいですが、メイクを変えることで視線を違うパーツに集め、それによってあまり目立たなくすることが可能です。例えばアイメイクですね。アイラインやアイメイクを濃くしてみると、あざが強調されずに自然となじむようになります。ちょっと隠すだけでそれほど気にならなくなるはず。あざをとにかく徹底的に隠そうと頑張るのは毎日大変ですよね。でも、少しメイクを変えて目立たなくさせたら、毎日のメイク時間も短くなり、楽になるでしょう。
ついうっかり体にできてしまったあざは顔よりも体のほうが多いのではないでしょうか。特に足はうっかりできるあざが多い部位です。知らない間にどこかでぶつけてしまってできたあざは、コンシーラーだとすぐに落ちてしまいそうで不安ですよね。どうしても服では隠せない、そんな時はストッキングが重宝します。普段から仕事の時はストッキングを履いているという女性は多いでしょうが、選び方次第であざを隠したりごまかしたりできます。
細かくラメが入っていて、光が当たるとキラキラと適度に反射するようなものなら、視線をごまかすことができますよね。いつもより少し色が濃いものを選ぶだけでも、ちょっとしたあざならしっかりと隠れます。ただ履くだけなので、コンシーラーを塗るよりも手軽です。
その都度隠す方法を考えてみよう!
隠す方法はコンシーラーだけではない、といっても、やはりコンシーラーはとても万能です。でも、違う方法もあることを知って、どんなあざなのか、どんな部位にできたのかによって、隠し方の使い分けをしてみてはどうでしょうか。
あざがあるだけで、見た目年齢は上がってしまいます。あざを根本に改善するとなると時間がかかりますし、メイクで隠すことができれば…と思いますよね。コンシーラーを使えば気になるあざも隠すことができます。ファンデーションだけでは色合いを調整しづらいので、コンシーラーを使いましょう。
化粧下地はメイクをするときの基本です。化粧下地の役目はいくつかあります。
このように、役目がたくさんある化粧下地は必ず必要です。あざ隠しでコンシーラーを使う場合はBBクリームをおすすめします。普通の化粧下地よりも色味がついており、肌色が補正しやすい下地です。
ファンデーションで選ぶべきなのは、リキッドファンデーションです。ファンデーションは大きく分けてリキッド・パウダー・クリームとありますが、リキッドは一番カバー力が高いです。あざ隠しをするにはリキッドがおすすめ。
塗り方も大事で、顔の中心を最初として外側に向かって塗っていきます。肌に密着しやすいリキッドですが、化粧下地がなじんでいないと浮きやすくなるので注意してください。顔の中心から塗ることで首との色の差が目立たなくなるため、中心から外に向けて塗っていきましょう。外のほうが中心よりも薄くなるようにしてください。
ここでいよいよコンシーラーの出番です。コンシーラーの塗り方はいろいろとありますが、おすすめしたいのは筆で塗ることです。コンシーラー用の筆はあまり見かけないですが、アイシャドー用の小さなものでOKです。コンシーラーを筆に取ったら手の甲に一度のせ、量を調整します。スタンプを押すようにのせていきます。のせたものを押さえるようにして指でなじませていきましょう。あざが濃い場合は一度だけでは隠れないので、何度か繰り返してください。
ただし、あまりに厚塗りしすぎると浮いてしまうので要注意です。
仕上げは、パウダーを使います。パウダーファンデーションでもある程度あざ隠しができます。コンシーラーではまだ隠しきれていないところがあれば、ファンデーションを多めに塗りましょう。
最後のひと手間かけるだけでメイク崩れがしにくくなります。せっかく隠したあざが見えてしまわないように、フェイスパウダーをのせていきます。
コンシーラーといっても、様々な種類があります。あざの色に合わせてコンシーラーの色も選びましょう。
青・黒・茶のあざは赤みが強めのコンシーラー、赤のあざには白っぽくて明るめのコンシーラー、白のあざには茶色が強めのコンシーラーとなります。同じメーカーでも色の種類がいくつかあるので、あざが隠しやすい色のものを選んでくださいね。
青あざ | ぶつけて内出血したケースはほとんどがコレ。また、額や目の周囲に現れる太田母斑や、加齢と共に大きくなる後天性真皮メラノサイトーシスなどもあります。 |
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赤あざ | 皮膚の血管が拡張したことなどが原因でできるあざで、加齢による皮膚肥厚で色が薄くなることはあっても自然治癒することはありません。乳幼児期に見つかり治療・治癒するケースが多いですが、大人になっても残っている人もいます。 |
黒あざ | メラニン色素が真皮内に増えるために発生します。小さいものは良性のほくろになりますが、大きなものは悪性になる可能性があるので注意してください。 |
茶あざ | 扁平母斑といい、メラニンの増加によって大小さまざまな斑が出来る症状。先天性の場合は体のどこにでもでき、後天性の場合は肩、背中、胸に出来ることが多いです。 |
黄あざ | 脂腺母斑といい、幼い頃は黄色っぽいだけだったのが思春期を迎えるとぶつぶつと隆起して褐色になります。皮膚ガンになる可能性が高いので、外科治療で取り除きます。 |
白あざ | 皮膚の色を作るメラノサイトが消失したり、メラニン色素生成機能がなくなり、皮膚が白くなります。まだ治療法は確立されていません。 |
あざは範囲が大きく色が濃いことが多いので、塗りやすいクリームタイプかカバー力の高いスティックタイプがオススメです。そして色選びですが、通常の「シミを隠す」ものでは使わないような色のコンシーラーが大活躍します。