ほくろ

顔の印象をがらりと変えてしまうほくろ。皮膚に凹凸が無い平らなほくろであれば、強力なコンシーラーで一網打尽。ほくろがあることを一切感じさせない美肌が完成します。関連情報として、ほくろと似た悪性腫瘍「メラノーマ」についてもご紹介しています。

平面のほくろならコンシーラーでなかったことに

泣きぼくろや口元の小さなほくろは、セクシーに見えるため男性からの支持も高いものです。しかしそんなベストポジションにおさまってくれるモノはごく一部…目立つところに出来て困っている方も多いです。また、色白な方に多いのが、ほくろの数が多いタイプ。肌が白い分、黒いほくろが余計に目立ってしまうのです。

単純にほくろ、と総称していますが色や形はバリエーション豊かで、1箇所に複数のタイプが出来ることもしばしばです。

  • 色:薄い茶色、濃い茶色、黒など、その場所でメラニンがどのぐらい働いているかによって異なります。
  • 形:平らなもの、盛り上がったものがあります。形はほぼきれいな円形です。毛が生えているものもあります。
  • 大きさ:通常は5mm以下ですが、それ以上のものもまれにあります。

平らなものであれば色形を問わず、市販のコンシーラーを使ってメイクテクニックで目立たなくする事ができます!盛り上がったほくろはコンシーラーを使っても隠し切るのは難しいので、美容外科等でのレーザー治療をしたほうが適切だと思います。

ほくろを消すメイク術

数ミリ程度の小さなスポットであることが多いほくろには、狭い範囲に塗れる&カバー力の強力なスティックタイプ・ペンシルタイプがオススメです。

ほくろの色味(茶色~黒系)を抑えるには「赤みのあるコンシーラー」が最適。その上からファンデーション等の肌色を乗せる事で、自然に馴染ませることができます。パウダーファンデの場合は先にコンシーラー部分にファンデのついたパフを乗せておさえましょう。リキッドファンデの場合は赤いコンシーラーの上からもう一度ファンデを軽く乗せて馴染ませていくと良いでしょう。最後にルースパウダーなどで光を散乱させると、より自然に仕上がります。

広範囲にほくろがある場合は、スティックやペンシルだと大変なので、クリームタイプでタトゥーなどを消す事ができる強力なものを使うと良いでしょう。

ほくろ隠しにおすすめ!頼れるコンシーラー

2種類おすすめアイテムをご紹介します。あなたに合った隠し方を見つけましょう。

ウルトラカバーコンシーラーWP(EXIA)

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画像参照元:株式会社EXIA HP(http://www.jhuc.jp/)

日本人の肌色にあわせて調色された国産製品で、黒系タトゥーまできれいに消せる超強力コンシーラー。濃いほくろ、大きなほくろでも簡単にカバーでき、しっかり塗れば全く気付かれません。朝塗れば夜まで崩れずキープ可能です。

カクシーラーEX(ドリーム)

カクシーラーEX_キャプチャ画像
画像参照元:Dream HP(http://mydream.co.jp/commodity/322)

カバー成分が従来比450%アップ!シミやクマだけでなく、ほくろ・タトゥーまで簡単に消せるアイテムに生まれ変わりました。2種の美容オイル配合で重ねて塗っても乾燥せず、お肌にも優しいコンシーラーです。

【コラム】気をつけて!ほくろと似ている「メラノーマ」

「大きなほくろはガンだ!」という話を一度は聞いた事があるかと思います。さきほど、一般的な定義として「ほくろの大きさは5mm以下」と述べましたが、中にはそれより大きくなるほくろもあります。実は直径6mm以上のものは、ほくろではなく「メラノーマ」という悪性腫瘍の可能性があるんですよ!

ちなみに、メラノーマはほくろと違い、形も左右非対称で輪郭がギザギザとぼやけています。また、色が真っ黒だったり、赤っぽかったりとこちらも普通のほくろとはやや異なっています。また、急に色が変わる事もあるようです。急激に大きくなるほくろがあったら、要注意ですよ!

初期のメラノーマは痛みも無く、普通にほくろと見分けがつかないことも多いので放置してしまうことがほとんどですが、ガンの進行はかなり早いため、かゆみや痛み・出血がでてきて病院を受診したときには既に末期であるケースも!特に出来やすい部分は「足の裏」なので、普段から気にして確認しましょう。少しでも変なほくろがあったら、遠慮せず皮膚科で相談することをオススメします。

立体的なほくろは隠せる?

平面的なほくろであれば、コンシーラーを使って色を肌色に整えると隠すことができますよね。でも、立体的な場合はどうでしょうか?色は肌色に整えることができたとしても、立体的なものを平面にすることはできませんよね。

コンシーラーだけでは、立体的なほくろは隠せません。ただし、色が肌色になることで、近くでじーっと見なければ目立たない、といった状態にすることはできます。その場合は、周囲の肌色と違いが出ないようにしっかりと色を塗ってくださいね。

【コラム】立体的なほくろは除去したほうがいい?

立体的なほくろは隠すのにも限界があるため、コンシーラーを使っても完全に隠しきることはできません。どうしても気になる場合は、除去を考えてみてはどうでしょうか。

ほくろを除去する方法はいくつかあります。自宅で行う方法もあるとされていますが、確実ではないのと自己流で行うことはリスクもあるため、病院で行える方法を紹介します。

  • 炭酸ガスレーザー
  • Qスイッチレーザー
  • 高周波メス
  • 切除
  • くりぬき
  • 凍結

これだけの種類があります。この中で立体的なほくろを除去できる方法は、Qスイッチレーザー以外ですね。Qスイッチレーザーは除去する力は弱いとされています。

炭酸ガスレーザー

炭酸ガスを使ったレーザー治療で、ほくろに照射していきます。レーザーなので治療の傷跡が残りづらく、痛みもそれほど強くない、そして治療を受けた後のトラブルが少ないという点がメリットですね。ただし、1回で完全に取り除けるわけではないため、何度かレーザーを照射しなくてはいけません。また再発の可能性も高いです。

高周波メス

高周波電気メスを使ってほくろを蒸散させながら取り除く方法です。電気メスで止血しながら行うので、出血の心配はほとんどありません。ただし、取り除く量が多すぎると皮膚がへこんでしまうため、様子を見ながら数回に分けて行われます。立体的で大きめのほくろでも取り除きやすいとされています。

切除

ほくろをメスで切除してしまう方法です。切除してしまえば再発をする可能性は低く、根が深いほくろであっても取り除くことができます。ただし、傷跡が残ってしまう場合もあるため、目立ちやすい場所にあるほくろを切除する場合は気をつけなくてはいけません。

くりぬき

円筒の器具を使って、ほくろより少し大きめに皮膚をくりぬきます。縫合はせず、止血は軟膏で行うことになっています。立体的でも少し小さめのものや、口元や鼻の近くにある場合には使われることがある方法です。患部が一時的にへこんでしまうので、血流があまり多くない部位ではあまりおすすめできませんが、顔の場合は血流が良いので治りも早いでしょう。

凍結

立体的なほくろであっても、根が深くない場合は凍結で取り除くこともできます。液体窒素を使って一瞬で凍るので、組織も破壊されます。治療の時には熱い・痛いという感覚はありますが、除去する方法の中ではとても簡単なので手軽に受けることができます。

立体的なほくろの除去は、皮膚科・形成外科・美容皮膚科などで可能です。除去法はどこでも同じではありますが、除去する目的に合わせて選ぶといいでしょう。皮膚科はほくろを除去することが美容目的ではなく、病理検査に出したいときにおすすめです。費用も抑えられるでしょう。

形成外科は、除去した後の傷跡ができる限り残らないようにと配慮してくれるので、傷跡が心配な人は形成外科がいいですね。

そして最後に美容皮膚科ですが、美しさを求めてほくろを除去したい人はおすすめです。

どんな方法で除去するか、そしてどこで除去するかによって費用や除去後の皮膚の状態も異なります。自分に合った除去法を選択しましょう。

ほくろを増やさないために注意したいこと

ほくろを増やさないために注意したいことをみていきましょう。

紫外線対策

メラニンを作るメラノサイトは紫外線を浴びることで活性化します。肌が黒くなるのと同様で、一部分だけが紫外線を浴びてメラニンが集中的に作られてしまい、ほくろになってしまいます。紫外線対策は美白のためにしている人も多いと思いますが、より念入りにすることをおすすめします。

メイクの刺激

毎日している人が多いメイク。毎日同じメイクをする人がほとんどですが、そうなると決まったところに化粧品の色素沈着や、メイクをするときの刺激が加わってしまいます。特に顔は肌が薄くデリケートなので、ちょっとした刺激でも影響を受けてほくろができやすいといえるでしょう。メイクをするときはあまり強い刺激を与えないように、そしてメイクを落とす際も優しく行いましょう。

食生活

人間の体は食べ物からできています。そのため、食生活が乱れていると体に不調がみられてきます。肌調子が乱れるのも食生活が大きく関係しているでしょう。ビタミンやミネラルなど栄養をバランスよく補ってあげることも、ほくろを防ぐためには必要です。

運動

運動をすると、新陳代謝がよくなります。代謝がよくなれば肌のターンオーバーもよくなるので、できてしまったメラニンを排出できます。運動不足の人は代謝が悪くてほくろもできやすくなってしまうので、排出パワーを高めるために運動を取り入れましょう。健康のためにも役立ちます。あまり激しい運動はいきなり体がびっくりしてしまうので、ゆっくりと自分にできる運動から始めてくださいね。

睡眠

肌のゴールデンタイムと呼ばれる時間は、22時から2時まで、という話は聞いたことがないでしょうか?この時間帯はできれば眠っているといい、といわれています。4時間すべてとはいいませんが、そのうちの1時間程度でも眠っていれば、成長ホルモンの分泌が促されて肌の代謝もよくなり、メラニンが排出しやすくなります。

ストレス対策

ストレスによるホルモンバランスの乱れで、代謝が落ちるとほくろもできやすくなります。ストレスを溜めないように気を付けて日常生活を送りましょう。

ほくろができてしまうメカニズム

ほくろは黒色斑や黒褐色などといいますが、メラニンが一部の皮膚に集中することで発生するようになっています。皮膚のどの部分にメラニンが集中するかによっても状態は変わります。

メラニンはメラノサイトから作られるのですが、そのメラノサイトが活性化する大きな原因は、紫外線と刺激です。日常的に浴びている紫外線、受けている刺激によってほくろが作られます。

メラニンが増えすぎるとできますが、メラニンの排泄が正常にできていればほくろになることはありません。排泄がうまくできなくなると、今まで以上にほくろが増えやすくなる可能性があります。

ほくろが怖い病気になることも?

ほくろが増えてきたかも…と思ったときに、気になるのがそのほくろが健康に問題ないのか、というところですね。ほくろだと思っていたら、実はそれが皮膚がんだった…なんて話は聞いたことありませんか?実は皮膚がんだという確率もゼロではありません。

黒褐色あるいは黒色の斑として生じ、いわゆるホクロと見分けがつきません。放置すると大きく広がり、さらに斑の中に隆起したデキモノを伴ってきます。

出典:鳥取大学医学部付属病院『皮膚がんのおはなし』
http://www2.hosp.med.tottori-u.ac.jp/introduction/3105/3106/21198.html#no3

このように、最初はただほくろができただけという感じで、気が付きにくいのだとか。

病変が 1.左右非対称性、2.正常との境界部が不整、3.内部の色が不均一、4.直径7mm以上、の場合悪性黒色腫を疑う必要があります。

出典:鳥取大学医学部付属病院『皮膚がんのおはなし』
http://www2.hosp.med.tottori-u.ac.jp/introduction/3105/3106/21198.html#no3

ともなっており、少しでもなんだか変だな、と思った場合は自分でただのほくろだと判断せず、病院で診察してもらったほうがいいでしょう。