タトゥーは本人にとってはおしゃれのつもりでも、周りに悪印象を与える可能性大。そのため、パーティーや結婚式など公の場所では露出しないのが基本的なマナーです。
参列している全ての方が気分よく楽しめるように、きちんと隠す処理を施していきましょう。
結婚式やパーティーなどに参列する際のドレスコードNG要素をご存知でしょうか?
…などなど、探せばきりがないほど出てきます。
服装を1つ間違えただけでも「○○さんの招待客はマナーが…」といわれてしまう可能性があるのですから、タトゥーなどはもってのほかですね。
結婚式に招待され、自分のおしゃれを優先してタトゥーを見せた結果、親族等に「新郎or新婦の友人には野蛮な人が居る」と思われることも多いです。あなたが主催者・新郎新婦である場合は尚更です。
あなたのタトゥー1つで両家親族が仲違いしてしまうことも有り得るんですよ。参列する方全てが気持ちよく出席できるよう、タトゥーはきちんと隠していきましょう。
確実にタトゥーが隠れる服を着る
男性は長袖長ズボンのスーツを着るので、ほとんどの方は服でタトゥーを隠せると思いますが、女性の場合はドレスですから、そうはいきません。
腕ならば長袖のボレロがありますが、暑い時期の参列で長袖を着ているのはやや場違いなので注意しましょう。
ストールは大判ですが、ずっと同じ場所にキープするのは難しいもの。ふとしたタイミングで落ち、タトゥーを露出しかねませんから避けたほうが良いです。
太ももあたりにタトゥーがある場合、ひざ下丈のスカートでカバーしましょう。ただし、座るときなど、見える可能性がないわけではありません。やや色が濃く厚手のストッキングなどを着用すると良いでしょう。
ややカジュアルOKの場であれば、パンツスーツなどもオススメです。
コンシーラー・ファンデーションで隠す
デコルテ部分やうなじなど、隠せない場所にある場合は強力なコンシーラーかファンデーションで隠すのがオススメです。
最近はファンデーションがかなり進化しており、防水&しっかりカバーなのに自然な仕上がりになる商品が多数あります。
仕上がりも間近で見ないとタトゥーがあるということはわからないぐらいに誤魔化せますので、親族の方がテーブルにお酒を注ぎに来た時に気づかれなければ大丈夫です。
タトゥーを隠すシールもありますが、こちらは色こそ似通っても肌とまったく素材が異なるため、バレバレです。
また、絆創膏や包帯で隠す、という案もありますが、そもそも怪我や傷は演技の悪いものなので歓迎されません。
この中ではコンシーラー・ファンデーションを使う方法が一番自然に隠せて、周囲にもバレずに済みます。タトゥーを上手に隠して、パーティーやイベントを楽しく過ごしましょう!
知らない人にタトゥーが入っているのを見ても何とも思わなかったとしても、自分の娘や息子、その結婚相手に入っていたら絶対にイヤ!という方は少なくないようです。そのため、タトゥーが入っていると人生の一大イベントである結婚の弊害になってしまうことも…。
実は、タトゥーが原因で結婚の話が流れてしまったケースも少なくないようです。
例えば、息子が付き合っている女性を家に連れてきた。態度や話し方などは非常に好感を持てる相手で「この子にならば息子を任せられる」と思っていたものの、ふとした時にタトゥーが入っているのが見えてしまい、一気に好感がかき消されてしまった…など。
実際にプールや温泉などでもタトゥーが入っている人はNGとしているところもありますよね。ここからわかる通り、タトゥーは広く一般的には認められていません。タトゥーが入っているのであればこの点をしっかりと理解しておくべきです。
では、タトゥーが入っていると何が原因で印象がくつがえってしまうのでしょうか。
タトゥーを入れている本人からすればおしゃれのつもりだったとしても、それを見た人すべてが「おしゃれだね」と感じるわけではありません。ガラが悪いとか怖いと感じる方も少なくないのです。
もし、自分の娘や息子が連れてきた結婚相手にタトゥーが入っていた場合、人間性を疑われることがあります。
真面目に仕事ができるのか?家事ができるのか?といったことだけでなく、この人と一緒にいるところを見られた娘や息子もガラが悪いと思われてしまうのではないか?といったことを感じる方もいるでしょう。
また、結婚について考えると将来的に子どもが生まれた時のことについても考えておかなければなりません。自分の親にタトゥーが入っているのを友だちに知られ、それが原因でいじめに発展してしまったケースもあるようです。
タトゥーをNGとしている施設やイベントなどに遊びに行くことはできませんし、一緒にプールや温泉に行けず、寂しい思いをさせることもあるかもしれませんよね。
こういったことを総合的に考え、タトゥーが入っている人は結婚相手としてNGと考える方も少なくないのです。
もちろん、タトゥーが入っている本人からすればただおしゃれで入れたタトゥーなのに、それだけでいろいろな偏見があるのは非常に面白くないことでしょう。タトゥーは入っているけれど誰よりも真面目で気づかいができる方はたくさんいます。
しかし、特に年配の方はタトゥーに対して抵抗がある方も多いので理解しておきましょう。
親に結婚の相談に行く際には恋人同士でタトゥーのことについてよく話し合っておきましょう。中には、何度も相手の親と会ってお互いに気が許せる存在になり、家庭の評判も非常に良かったのにタトゥーが入っていることがバレた瞬間に突然態度が一変し、結婚に猛反対されたケースも珍しくありません。
そのため、自分の場合は大丈夫とは考えないようにしたいですね。
もちろん、タトゥーに対して特に抵抗がない方もいますが、反対されることを前提として考えておいた方が対策をとりやすいです。
腰や背中など人から見られない部分にタトゥーが入っている場合、わざわざそれを伝えなくても良いのでは…と思ってしまいますよね。確かに普段見えない場所であればあえて伝えて印象を悪くするよりも伝えずにいた方が良いと思ってしまうかもしれません。
しかし、一緒に旅行に行って温泉に入った際に相手の親にばれてしまい、大問題に発展したようなケースもあるようです。それに、そういったことを隠していたことがあとからバレると一気に信頼関係が失われてしまう可能性もあります。
バレないならば良いと考えるのではなく、根本的な対策を取っておきましょう。
相手の両親だけでなく、そもそも結婚相手となる恋人からの印象が良くないケースもあります。結婚するとなれば家族ぐるみの付き合いをしていくわけですから、「自分の親や親族にタトゥーのことがバレたら悪く言われてしまうのでは…」と不安に感じている方もいるでしょう。
例え恋人がタトゥーに寛大な対応をしてくれていたとしても、あくまで容認しているだけであり、それを良しとしているわけではない方がほとんどだということは理解しておきましょう。「タトゥーが入っていないに越したことはない」と考えている方がほとんどです。
自分や相手の親に結婚を反対された場合は水に流れてしまうこともあるでしょう。「タトゥー=おしゃれ」という感覚よりも「刺青=反社会的な人間」といった意識が強い方も多いため、反対される可能性が高いです。
挨拶に行くときは一時的にコンシーラーなどで隠すにしても最終的にはタトゥーを消すための治療について検討していく必要も出てくるかもしれませんね。