海やプールは家族連れが多くタトゥーで子供が怖がる可能性があるため、NGの施設が多め。ファッションタトゥーが浸透しても規制は和らぐ気配がありません。
ですが、シールや服、コンシーラー等できちんと隠していれば問題なく利用できるところがほとんどです。
海やプールなども銭湯・温泉同様肌を露出することが多く、タトゥーがある方の入場制限などがあります。
ただし温泉施設は徐々に緩和する動きになっているのに対し、こちらはまだまだ規制が厳しいようです。
由比ガ浜の海の家はタトゥーを露出した客の入店拒否を2013年から実施したり、神戸市の須磨海水浴場は全国初の刺青露出禁止が義務付けられるなど、近年になって規制を強化したケースもあります。
その理由は、家族連れへの配慮。
海やプールは子供たちにとっても楽しいはずの場所ですが、タトゥーを入れた軍団が大騒ぎをしていたり、柄を隠さず見せびらかして歩いていると、一転して「怖い」という印象になってしまいますよね。
また、ファッションタトゥーが増えている若者世代も、海の家の音楽イベントで問題を起こしたり…とマナーを守れないことが増えているのも事実。
どんな理由で入れたタトゥーであれ、世間的にはまだまだ「刺青=悪」という見方が強いのは仕方の無いことなのです。
画像引用元:元町公園プールHP(http://www.hamapoo.marusei-fep.jp/motomachi/)
元町公園プール | |
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住所 | 神奈川県横浜市中区元町1-77-5 (みなとみらい線 「元町・中華街」駅より徒歩8分) |
料金 | 9時~18時 1時間200円、18時~21時 1時間300円 |
公式サイト | http://www.hamapoo.marusei-fep.jp/motomachi/ |
横浜ベイエリアにある50mプール。緑が多くて過ごしやすく、ナイターも実施しており幅広い世代に人気。タトゥーに関しては特に規制を設けておらず、オープンな模様。 |
画像引用元:こそだてハック 千歳温水プール(http://192abc.com/34754)
千歳温水プール | |
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住所 | 東京都世田谷区船橋7-9-1 (小田急線「千歳船橋」駅より小田急バス「区立温水プール前」下車 徒歩1分) |
料金 | [6月~9月] 2時間 大人480円、子ども150円 [10月~5月] 時間制限なし 大人480円、子ども150円 |
公式サイト | http://www.city.setagaya.lg.jp/shisetsu/1215/1268/d00004059.html |
子供からお年寄りまで、通年楽しめるプール。トレーニングルームやジャグジーなどもあり、様々な用途で楽しめます。プールはラッシュガード着用ならばOK、館内貸し出しもあるので持っていなくても安心です。 |
画像引用元:目黒区アクアスロン大会!目黒区民プール(http://blogs.yahoo.co.jp/irashi50/62071625.html)
目黒区民センタープール | |
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住所 | 目黒区目黒2-4-36 (JR「目黒」駅より徒歩10分) |
料金 | 2時間以内 大人400円 中学生以下・65歳以上・障碍者200円 延長料金(1時間につき)大人300円 中学生以下・65歳以上・障碍者150円 |
公式サイト | http://www.city.meguro.tokyo.jp/shisetsu/shisetsu/sports_shisetsu/center_gym/ |
屋内は25m×6コース、屋外は50m×9コース+幼児プールがある、地域の憩いの場。入り口で警備員にタトゥーを申告して隠すテープを貰うか、ラッシュガード着用(貸し出しあり)で入場できます。 |
以前はプールや海でずっとタオルを被っていたり、長袖を着用しているとやや違和感がありましたが、近年日焼け防止アイテムとしてラッシュガードが一般にかなり浸透してきたので、プールやビーチで長袖を着用していてもまったく違和感はなくなりました。
実際、ラッシュガードを着用していれば入場OKになっている施設がとても多く、確実に脱がなければならない温泉施設等よりはハードルが低くなっています。
ただし、レジャー施設がタトゥーを禁止しているのは周囲への配慮だけでなく、タトゥーを入れた客のモラルの問題もあるようです。
条件付きでタトゥー可の施設に行くときは、ルールを守って礼儀正しく、他の利用者に迷惑をかけないようにしましょう。タトゥーを入れた人のマナーが改善すれば、タトゥーへの嫌悪感が緩和して、入場可能な施設が増えていくきっかけになるかもしれません。